雑草みたいに生きたかった日々

雑草のように生きられたら っていうけれど、
私もそんな風に強くなれたらいいなと思っていたけれど。
雑草ならいらないのではないか とちょっと思ってみたりした。
小さな花を咲かそうと、結実しようと 
結局は「いらない」邪魔者、必要ないって言われてるのと同じことなのかな。
生きてること自体が迷惑でしかなくなっちゃうよね。
雑草という言葉がいけないのかもしれないわね。
人目につかないところで ひっそりと生きさせてもらう、
役にも立たず、当てにもされず、かといって邪魔にもならず。
生きてる甲斐があるのか ないのか、深く考えることもなく。
ただただ連綿とした日々をやり過ごして行く。
たまに楽しいことがあって、にこっとできたらいい。
踏まれようと、水や肥料を与えられなくても小さく小さく生きていて。
増えることも強く根をはることもなく。
名前の知られない草のように生きる そんな風に。
そんなことをぐるぐると思い巡らしながら
抜いてきた雑草をガラスのコップにいけてみる。

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