バラは春先が旬だと思っていた。
マリア祭にバラの花びらを袋に詰めて幼稚園の入り口で花吹雪をまいた記憶が強くのこっているからかもしれない。
敬虔なカトリックというわけでもなく、多くの日本人と同じように
幼い頃の幼稚園のイベントの一つだったけれど
ちょっと暑いような日差しの中
袋の中から漂ってくるバラの甘い香りが大好きだった。
秋咲きのバラというのもあるということを大人になって知った。
手でゆるゆると花の香りを嗅ぐ といった
素敵な行動をとることもできず
顔をいたずら小僧のように がんと花に近づけてみる。
甘く優しいかおりにふわーっと包まれる。
香りの記憶。
目を閉じると たくさんのことが甦ってくる。
マリア祭にバラの花びらを袋に詰めて幼稚園の入り口で花吹雪をまいた記憶が強くのこっているからかもしれない。
敬虔なカトリックというわけでもなく、多くの日本人と同じように
幼い頃の幼稚園のイベントの一つだったけれど
ちょっと暑いような日差しの中
袋の中から漂ってくるバラの甘い香りが大好きだった。
秋咲きのバラというのもあるということを大人になって知った。
手でゆるゆると花の香りを嗅ぐ といった
素敵な行動をとることもできず
顔をいたずら小僧のように がんと花に近づけてみる。
甘く優しいかおりにふわーっと包まれる。
香りの記憶。
目を閉じると たくさんのことが甦ってくる。