狂おしく 愛おしい

leica x1

食器のふれあう音、グラスが落ちて割れる音
そんな凄まじい音の記憶だけが残っている。
目の前で起きていたこと
私はあまり見ていないのかもしれない。
揺れているときに見えていたのは
娘達の頭と肩。
そして4日が経った。
まだまだ余震が続く。
夜も寝ているような 寝ていないような。
それでも時間はしっかりと経っていて
自分に与えられた人生の中の大事な大事な時がしっかりと刻み続けられている。
この状況で自分にできること。
小さなことを繰り返し繰り返し行うこと。
小さいけれど 自分にできることを たんたんと行っていくのみ。
大切な人、大切な友達、大切なもの。
愛おしいものには愛おしいと伝えよう。そんなことを
東北旅行の写真を見返して考えた。

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